Dorails

日記

転職に何を求めるか聞かれたことを思い出した

過去を振り返りつつ今を見つめると、ある程度正解と思える軸ができてきたなと思えてくる。

 

特に思い出したのはおそらく2回目の転職活動のとき。

転職先に求めるものを、人・環境・金などのリストから順位付けて説明しろと言われたことだ。

当時困って曖昧な返事をしてたら、「数年後また受けたいと思ったら受けにきてね」と言われたのが印象的だった。

同じような質問を最近されたが、今は少なくとも現時点の考えを答えることができた。

 

よくあるのが、前の職場で不満だったことがその次の職場の決定基準になることだ。

給料の低さが不満の人は給料高いところいくし、技術力の低さが不満だったら技術力の高いところに行く。しかし完璧な職場などなく、結局足りない要素に不満を抱くことになる。

このパターンは刹那的で、またすぐ別の不満を抱く。

 

ある程度経験を積むと、よりフラットにそれぞれの基準を比べることができるようになってくる。

そしてある程度軸というものができる。

 

人によっては「過去の良い職場と比べて常に不満を抱く」モンスターになるパターンもあるし、「どうせ次がある」という感覚が強くなると1つの職場に対しての扱いが雑になっていくパターンもある。

とはいえ極力閉じた系の中にい続けるのではなく、世界に対してオープンに触れていくのが一番なのは間違いないだろう。

思考をどうまとめるか

今回記事を書くに至るそもそものきっかけは、考え事をするときカメラに向かって喋ると捗るという記事を目にしたことだ。

 

自分は明らかにそれが苦手で、前にひろゆきが言ってるのを見たが「思考する→文章にする→読み上げる」のステップを踏むタイプだからだ。

おそらく多くの人は「思考する→言葉にする」がノータイムでいけるんだろうが、それができない。

なのでこうして文章にして思考をまとめている。

 

つまり記事を書く目的は思考をまとめるためであり、最近は誰かに読ませるつもりもなくなってきている。

強いて言えば未来の自分のためか。

 

なぜかこうして文章で発散しないと同じことを考え続けるもので、逆に言えば一度誰にも読まれない記事であれ発散してしまえばそのことが頭に浮かぶことはなくなる。

それに日記として当時の自分はこういう経験を経てこう考えた、というのは非常に参考になる。少なくとも何処の馬の骨かもわからないネット記事よりは信用できる情報源だ。

 

脱線したが、経験を抽象化しその時点での結論を出し続けることで、人生に軸が生まれてくるのかと推察される。

抽象化が得意なタイプと具体化が得意なタイプ

あわせて考えたのが、抽象化が得意なタイプと具体化が得意なタイプの2種類いることだ。

これは岡田斗司夫の考える4タイプ分類でも用いられる指標だし、MBTIにおける感覚(S) vs 直感(N)もそれなので、人間を分類する際の信用できる指標であることは間違いないだろう。

 

具体化が得意なタイプは「Golangでクリーンアーキテクチャやってみた」みたいな記事を書くだろうし、抽象化が得意なタイプはまさにこの記事みたいなのを書く。

(実際に物事を前に進めるのは具体化タイプの方が得意かもしれない)

 

自分は経験から抽象化を繰り返してここまで生きてきたため、人生が1つの哲学となり、ある程度の軸が生まれた。

しかし具体化が得意なタイプはそうでもなく、もっとReactiveに生きているのかもしれない。

たまにこうして異なる価値観を想像して他人の目線で考えてみると、本当に人によって世界の見え方は違うんだろうなと思う。

INTPとISTP

自分はINTPと出たが、具体寄りに生まれてたらどうなるんだろうと思いISTPの性格も見た。

 

うーんこれも当てはまってるように見える。

 

割と仕事だと課題解決寄りに振る舞うので、ISTPの傾向が出るのかもしれない。

ISTPで行動してINTPで内省するタイプだとしたら良いバランス感じゃない?

 

MBTIを見て「このタイプはこういう性格」とただ納得するのではなく、「内向的かつ具体よりな性格はどういう行動をとるか」と頭の中で論理を構築して、答え合わせとしてMBTIの分類表を見るってのを一度やると対人理解力が上がりそうだ。